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GO!GO! 千葉ジェッツ

これが5000人級のホームゲーム! 最終ゲームを勝利で飾る

「これぞプロバスケの試合会場というのを肌で感じた」レジー・ゲーリーHC

2015/05/07

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けします。

つくばロボッツに完勝! アリーナが大歓声に揺れる

過去最多の4762名の観客。立ち見も出ました!
過去最多の4762名の観客。立ち見も出ました!
ビート・ブースターズの2人の演奏からテイク・オフ!
ビート・ブースターズの2人の演奏からテイク・オフ!
2015年5月2日、今季レギュラーシーズンの最終ゲームが、つくばロボッツを迎えて船橋アリーナで開催されました。

試合開始の1時間半ほど前に会場入り。いつもならまだ席に座る人もまばらな時間なのですが…
アリーナに入った途端、「人に酔いそう!」と思うほどの混雑ぶり。
新リーグを意識してこの日はエンドライン側の座席も設置され、過去最多の4762名が試合観戦をしたのでした。

最終ゲームである上に、かつて在籍した中村友也選手やレンタル移籍中の一色翔太選手が在籍するつくばロボッツが相手とあれば、盛り上がらない訳がありません!

シュートが決まるたびにわき起こる歓声、相手フリースローのときにプレッシャーをかけるブーイング、そして何より、一色翔太選手が登場したときの翔太コール!!
試合は、立ち上がりからものすごい気迫で立ち向かう千葉ジェッツが主導権を握り、いきなりリードを広げて始まりました。
序盤から石井講祐選手の3ポイントシュートが決まり、小野龍猛選手のタフショットとなった3ポイントシュートもネットに吸い込まれ、会場のボルテージは一気に最高潮へ。
第2ピリオドに入りパリス・ホーン選手が入ると、挨拶代わりのダンク! そしてトリッキーなレイアップシュートをファウルを受けながらも決めて、会場を沸かせます。
第3ピリオドに入っても止まりません。石井講祐選手や小野龍猛選手の3ポイントシュートが面白いように決まり、72-35とダブルスコアで最終ピリオドへ。
第4ピリオドに入ると、オフェンスリバウンドがとれなくなり、逆にインサイドを攻めるつくばロボッツが着々と点を積み上げます。
そんな中、ゲーム終盤には、佐藤博紀選手、田中健介選手、一色翔太選手という、創設時からのメンバーがコートに揃い、大歓声が起きる場面も。
田中健介選手が力強いドライブからジャスティン・バレル選手にパス、ダブルハンドダンクシュートを決めるなど、全員が出場し、82対57と危なげのない試合運びで最終ゲームを勝利で飾りました。
田中健介選手(背番号9)、一色翔太選手(背番号16)、佐藤博紀選手(背番号0)がそろい踏み。
田中健介選手(背番号9)、一色翔太選手(背番号16)、佐藤博紀選手(背番号0)がそろい踏み。
試合後のセレモニーでは、レジー・ゲーリーHCと佐藤博紀選手が挨拶に立ちました。
レジー・ゲーリーHC
「今日はたくさんの方にお越しいただいて本当に感謝しています。千葉ジェッツの歴史で、一番多くの方が駆けつけてくださった試合でした。これからもプレーオフの試合にも来ていただければと思います。
そして一緒にシーズンを戦い抜いた選手たちを誇りに思います。今日だけではなく、ファイトあふれるプレーをシーズンの初めから一人ひとりが見せてくれました。まだ戦いは終わっていないので、そういう選手を誇りに思いながら、プレーオフを戦いたいと思います。
そして最後に、ブースターのみなさん、今シーズン我々をサポートしてくださって本当にありがとうございます。この長いシーズン、練習のときも試合のときも頑張る選手を陰で支えてくださっている家族や友人などの関係者のみなさんに、チームを代表して感謝申し上げます」
キャプテン・佐藤博紀選手
「本日はたくさんの方々にお越しいただきありがとうございました。またシーズン通して応援いただきありがとうございました。
いよいよ来週からプレーオフが始まります。アウェイですが、東京の大田区での開催です。チームスローガンに“ONE”とあるように、会場を赤く染めていただいて、一つになってプレーオフを一つひとつ勝ち上がっていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします」
試合後にヘッドコーチや選手にお話をうかがいました。

レジー・ゲーリーHC
「正しい形、正しいプレーで試合を終えることができて非常に嬉しく思います。自分たちにとってもブースターにとっても、ジェッツはこういう風にプレーができる、そしてプレーオフに臨むのだということを今日の試合で証明できたと思います。
今日は一人ひとりがいいプレーでチームに貢献し、勝利につながりました。船橋アリーナが埋まるくらいのたくさんのブースターが駆けつけ応援してくれ、非常にいい空間でプレーすることができました。これぞプロバスケの試合会場というのを肌で感じました。
昨日(レバンガ北海道に敗戦)は一人ひとり、チーム全体として、このようなパフォーマンスではいけないとチームにも一人ひとりにも厳しく言いました。まったく我々のやりたいことじゃないと。今日その厳しい言葉に対して選手がしっかり反応してくれました。
今日は窮屈なプレーはしてほしくないというのがベースにありました。我々は力があっていいプレーができるので、思い切ってプレーしてほしいといいました。その結果、伸び伸びとプレーしてくれたのだと思います。
特に今日は鍵となる小野龍猛選手が試合の序盤で3ポイントシュートを決めたので、まわりの選手が乗ってきました。彼のエナジーがチームにいい影響を及ぼします。
ハイレベルのプレーができるということをシーズン最後の試合でみせてプレーオフに臨めるのは非常にうれしいです」
石井講祐選手
「ここ何試合は3ポイントシュートの感覚がよくなくてしっくり来てなかったので、今日は練習のときにポイントを変えて練習しました。左45度はいつも一番よく入っていて、1本目にそこが来て、流れもよかったので決められました。足の角度とか、細かいところで変えてみたり、今日はしっくりきました。
毎試合スカウトでねらい目や個人の癖をチームで共有するので、それを頭に入れて試合にのぞみ、いい方向に出てスチールできていると思います。3Pだけじゃなくてアシストも、ゴール下のプレーも増やして、武器になればと。NBAのシューターの動きやカッティングのタイミングなんかは動画を見て勉強しています」
西村文男選手
「今日は川淵チェアマンやたくさんの観客が来るというのも知っていたので、昨日のような恥ずかしい試合はできないとみんなで話していました。あとはエナジー出してハードにするだけでした。それが上手くいったのかなと思います。
昨日ヘッドコーチに積極性が足りないと言われたので、今日は最初から積極性を出そうと臨みました。JB(ジャスティン・バレル選手)にロブパス(ダンクシュートをさせる浮いたパス)の機会が一度あったけど、自分で決めちゃったから、そこだけは反省してます。一瞬迷ったんですよ。ロブパスを出さなくて失敗したなぁと思って。
シーズンを終えるにあたって、チームの完成度については、もっとできたかなという気持ちが正直あります。が、順調に来ていることに変わりはないので、あとはいかにジェッツらしさが出せるかが鍵になってくると思います。
今日は、相手チームのフリースローのときのブーイングが大きくて、それはいままでなかったことです。こういうところで試合すると、気持ちいいし気合も入ります。いい雰囲気だったなと思います。たくさんの方に来ていただき、ありがとうございました」

さて。次なる試合は、プレーオフクォーターファイナル。
プレーオフに向けてのコメントはこちらをご覧ください。

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