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GO!GO! 千葉ジェッツ

最高のファンを携えて、今シーズンの戦いを終える

「このプレーオフの舞台に戻ってきて上に行きたい」石井講祐選手

2015/05/25

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けします。

プレーオフ クォーターファイナルで日立東京に敗退

2015年5月9日。
第一戦で惜敗し、あとのない千葉ジェッツ。

しかし試合開始早々、日立東京のアキ・チェンバース選手に3ポイントを決められてしまいます。
両チームとも、明らかに昨日よりアグレッシブで、激しい戦いに。
荒尾岳選手が持ち味のリバウンドを見せれば、石井講祐選手がしつこいディフェンスで食い下がり、小野龍猛選手がシュートブロックと、ディフェンスからリズムを掴もうと食い下がります。
なかなか得点が入らない第1ピリオド、小野選手が3ポイントシュートを決めたときには、一瞬息を呑んだあとの大歓声。さらに上江田勇樹選手も3ポイントを決めて、伸び伸びとしたジェッツを取り戻します。ベンチでは佐藤博紀選手がチームを鼓舞し、宮永雄太選手が個々の選手に声をかけます。
一度は逆転するも、激しさを増す試合の中で、あと一歩及ばないプレーが続き、徐々に日立東京がその強さを見せてきました。
日立東京のヘッドコーチにエールを送るジェッツブースター
日立東京のヘッドコーチにエールを送るジェッツブースター
第2ピリオドに入ると、ジェッツのミスを見逃さない日立東京がチャンスを確実に決めていきます。エンジン全開となった日立東京は、竹内譲次選手がシュート、アシスト、リバウンドと、さすがのプレーを見せれば、外国人選手によるダンクが何本も決まり、点差が広がってしまいました。
千葉ジェッツも、リック・リカート選手が12得点・11リバウンドのダブルダブルの活躍をしたり、西村文男選手が4本のスリーポイントを決めたりと、全員が出場して総力をかけて闘いましたが、60対86の敗戦となりました。

選手のファイトあふれるプレーもさることながら、両日ともに注目すべきは千葉ジェッツのブースターでした。近隣開催だったこともあり多くのブースターが駆け付け、声を枯らして一丸となった熱い応援を見せました。ヘッドコーチも選手も一様に「相手チームより声援が大きく、ホームゲームのような雰囲気だった」と口を揃えます。試合後には日立東京の選手に「頑張れ!」とエールを送る声があがり、最高のファンとともに戦った千葉ジェッツのシーズンが終了しました。
タイムアップ! 千葉ジェッツのシーズンが終わりました。
タイムアップ! 千葉ジェッツのシーズンが終わりました。
日立サンロッカーズ東京
マイケル・オルソンHC

「勝てて本当に嬉しいです。勝ちたいという思いが前面に出た試合でした。
千葉ジェッツは素晴らしいチームで、レジー・ゲーリーHCはすばらしいヘッドコーチです。選手もいい選手が揃っています。特にジャスティン・バレル選手は本当にいい選手なので、集中してマークしないといけないと思っていました。
東チームなのでワイルドカードになりましたが、西のカンファレンスなら1~2位を争うチームだと思います。できればファーストラウンドで当たりたくないチームでした」
レジー・ゲーリーHC
「まず日立東京におめでとうと言いたい。日立東京の強さ、サイズ、フィジカルなプレーについていけませんでした。
本当に自分たちの選手を誇りに思います。昨シーズンからNBLに参戦して、2シーズン目で、チームとしてすごく成長したと思います。これからシーズンの振り返りをして、反省をして、もっと上達をするように考えていきます。
昨日の勝負で本当にたくさんのエネルギーを消耗しました。残り90秒でリードをしていながら、勝ちまで持っていくことができなかった。それがチームとしては、精神的にも体力的にも多くを削られた気がしました。
日立東京のプレースタイルは、非常にフィジカルで強くて、それに対して我々がリズムよくプレーすることができませんでした。ジャスティン・バレル選手が2日間通していいリズムでプレーすることができなかったのは、日立東京のいいプレーに影響されたからだと思います」

最後までともに闘ったブースターのことをうかがうと、とても熱く語ってくださいました。

「Absolutely fantastic!!! 千葉ジェッツのブースターのみなさんは本当に素晴らしいと思っています。ブースターの存在があり、この千葉ジェッツという組織は家族のような組織で、そういった環境を作っているという意味では、リーグでもトップクラスだと思います。それは島田代表から始まっていることであり、彼がこのチームの未来であり、これから統合するリーグの未来でもあると考えています。ブースターのみなさんの意見を吸収して、地域に出ていって、本当にプロフェッショナルなチームをつくりあげてきました。昨日も今日も、正直なところ、日立東京のブースターよりも、千葉ジェッツのブースターのほうが多かったという印象があります。それは選手としては心強いし、ありがたいことです」
西村文男選手にお話をうかがおうとすると、いつの間にかジャンボくんも近くに。ジャンボくんの頭に肘をかけながら、メッセージをくださいました。

「いや~、完敗でしたね。向こうもいろいろとアジャストしてくる部分があり、うちが対応しきれなかった。向こうがエナジー出して走ってきた部分に対して、今日はディフェンスが崩れてしまって、それがよくありませんでした」

西村さんに対する当たりが非常に強かったですね。

「予想ができていたことなので、あまり苦ではありませんでした。でも60点しか取れなかたのはきついですね。日立の動きがよかったというのもありますね」

ブースターのみなさんにメッセージをお願いします!

「今日までずっと、みんなのアツ~イ応援は僕らにずっと届いていました。すごく感謝しています。
一緒に優勝目指してきたことが実現できずに、恩返しできなかったのは選手として辛いことですが、一からまた出直したいと思いますので、懲りずに応援をよろしくお願いいたします!」
次は、佐藤博紀選手です。この日の最後の得点をあげた佐藤選手。試合直後から、もう次を見据えているようです。

「自分たちのやりたいバスケットができなかったゲームになりました。昨日のゲームはジェッツがやってきたゲームで、スカウティングしてきた部分とやられた部分があります。昨日やられた細かい部分を今日しっかり修正できればよかったのですが、ジェッツのミスのせいもあって、やりたいことをやらせてもらえず、日立のいいところが出た試合だったかなと思います」

プレーオフとレギュラーシーズン、気持ちの上で違いはありましたか?

「プレーオフということで、みんな気持ちは高ぶっていましたけれども、やってきたことをやるだけだと、チームディフェンスに集中するだけだと、うちのバスケットをやれば戦えるし、勝ちきれるということで、何ら変わらない気持ちでのぞめました。が、日立東京はすごくいいチームで、うちがやりたいことをできなかったですね。
千葉ジェッツとしてはこれを糧にもう次の目標に向かい、さらに上を目指すととらえています。もう次ですよね。
結果としてはしっかり受けとめて、強くなるためにどうするかを考えていきたい。反省はしなければいけないけど、千葉ジェッツとしては次のステップです」

ブースターのみなさんにメッセージを!

「たくさんの声援をいただいて、たくさんの方に来ていただいて、自分たちのバスケットを見せたかったですね。アウェイ会場なのにホームのようにプレーさせてもらって、ブースターの方には助けていただいています。これからもよろしくお願いします」
石井講祐選手は、プレーオフが初めてなのでワクワクするとおっしゃていましたが、実際にコートに立ってみてどんな感想をお持ちでしょうか。

「ジェッツブースターの方の応援が多くて、ホームのような雰囲気で試合ができたので、選手は力になりました。一発勝負なので、立ち上がりから気持ちを入れてやっていこうと、みんなで戦えたので、リアクション大きくできたと思います。
スタートでリード作れましたし、今日もシーソーゲームでいけました」

バックレイアップを竹内選手にブロックされるなど、石井選手への当たりも強かったですね。

「全体的に、今日は昨日よりディフェンスのプレッシャーが強かったので、そこは相手が修正してきたところでした。うちがターンノーバーを立て続けにしたり、そこから走られてやられたりして、パッと2桁離されてしまい、そこが今日一番いけなかったことかなと思います。ゾーンディフェンスに対するオフェンスで糸口を見つけられず、相手のほうが上でした。中心選手じゃない選手も、しっかり決めてくるところが、首位のチームの強さだと感じました。
レギュラーシーズン後半から特に、千葉ジェッツがスカウティングされているという実感はありました。そこをアジャストしてできるようにならないと、特にプレーオフは勝てないのかなと思いました。フィジカル勝負で簡単なミスをしたり、ルーズボールをとられたり、そういう細かいところをチーム全体でものにできる力をつけて、競り勝たないといけないと思います。」

今日の敗戦はどのように受けとめていますか?

「悔しいのはありますし、もっと上にいきたかったのはありますが、長いシーズン通して自分たちが信じてやってきたバスケットのスタイルは間違ってなかったと思うので、そのバスケットで勝てるようになりたいという思いが強いですね。またこのプレーオフの舞台に戻ってきて、このチームで1つ2つ上に行きたいです。そのときは3Pをしっかり決めたいですね。
初めてシーズン通してできたんですけど、シーズン前に立てた3ポイントとフリースローの成功率の目標値をクリアできたので、そこはよかったと思います。1シーズン通してのコンディションの調整、小さな怪我の調整、文男さん以外の選手をクリエイトできるようにならないとつぶされちゃうというのがあるので、そこを自分も含めて練習していかないといけないなと思いました」

最後にブースターにメッセージを。

「1シーズンずっと、負けてるときも勝ってるときも応援していただいて、その応援が選手の力になりました。最後まで一緒に闘っていただいて感謝しています。本当にありがとうございました!」


何というタイミングか、レジー・ゲーリーHCにお話をうかがっているとき、会場ではサラ・ブライトンさんの『Time to Say Goodbye』が流れていて、これでシーズンが終わったのだとなんとも淋しい気持ちになったのでした。
田中選手にもお話をうかがっていますので、次回お届けします!

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  • 愛とうた茶屋

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  • ならしのクラフトビール むぎのいえ

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