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よくわかる『公共施設再生計画』

6時間目:大久保地区の公共施設再生事業 その2

中央公園を中心に新しいサービスを行う複合施設が誕生!

2017/03/16

提供:習志野市
習志野市の公共施設を計画的に再生していこうという『公共施設再生計画』。
この一見すると難しそうな計画を、まいぷれ先生がわかりやすく教えます!

大久保地区に新しくできる複合施設、その計画をご紹介します

今回の授業では、3時間目に引き続き、習志野市が公共施設再生計画のモデル事業として取り組んでいる大久保地区の公共施設再生事業について、まいぷれ先生がお知らせします!

大久保地区の新しい公共施設の展望

本計画の中では、駅周辺の公共施設を京成大久保駅南側の中央公園に隣接する施設に集約することが予定されています。主な取り組みとしては以下の3点。

1.施設の全面リニューアル
2.公園と施設の一体的管理
3.民間活力の導入

事業者と契約をした現在、具体的なサービスや機能、オープン予定時期、などが明らかになってきました!

※計画の基本理念や方針、おおまかな方針は3時間目の授業を振り返って確認してみましょう!
3時間目:大久保地区の公共施設再生事業

施設ごとの機能とオープン時期が決定!

北館

機能
公民館・図書館・ホール

オープン予定
平成31年11月 (公民館・図書館・ホール)
平成32年7月 (図書館の一部)

既存の機能をベースに、社会教育や生涯学習、文化活動の場になります。
施設の利用は夜10時まで可能(図書館は夜8時)になる予定であり、仕事や学校帰りにも使えるようになります。

民間附帯施設

機能
カフェ・コミュニティハウス

オープン予定
平成33年

現在の市民会館・大久保公民館の市有地を民間事業者に貸し出し、北館の横には民間のテナント誘致が進みます。まちの人が集まれるカフェや、コミュニティハウス(賃貸住宅)が出来る予定です。こうした憩いの場、住む場所づくりから施設を積極的に活用する方が出てくることが期待されます。

南館

機能
こどもスペース・アリーナ・多目的室など

オープン予定
平成31年11月

現在の勤労会館をベースにスポーツをする人や働く人、そしてこどものための場と、それを支援するサービスが始まる予定です。

注目したい、2つの新たなサービス

建物の建て替え(ハードの整備)が進み、これまでにない施設が出来上がる一方で、今回の計画ではそのサービス(ソフト事業)にも注目が集まります。新しく始まるのは以下の2つのサービス。

プレイパーク
公園を活用して、こどもたちが自由に遊べる「プレイパーク」が開催されます。遊びのコーディネーター役「プレイリーダー」が遊びを通してコミュニケーションの促進を図ります。
こどもたちはここで、自分で遊びを創造することを学んでいきます。

※プレイパークとは…こどもたちが「自分の責任で自由に遊ぶ遊び場」

フューチャーセンター
まちの課題を話し合う場「フューチャーセンター」が定期的に開催されます。対話をまとめる専門家「ファシリテーター」が意見を取りまとめ、市民主体での地域課題解決を促進。「コーディネーター」が行動の実現に向けたサポートも行います。

建物自体が持つ機能の他に、こうしたサービスが実施されることで、実際に施設が使われるシーンが具体的に想像できるのではないでしょうか。
以上、「よくわかる『公共施設再生計画』」6時間目をお届けしてきました。
利用時間が伸びることで、施設が使いやすくなる人。プレイパークを通して、創造力を育んでいくこどもたち。カフェや、広場、フューチャーセンターの活動を通して交流していく市民同士。公共施設の生まれ変わりにより、こうしたライフスタイルの変化が起きていくようになるかもしれません。これを機に大久保地区がどんなまちになっていくのか、とても楽しみですね。

計画についてより興味が出てきた方、疑問に思うところがある方はぜひ習志野市のホームページで「公共施設再生」と検索して、より詳しい情報を見てみましょう!

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