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よくわかる『公共施設再生計画』

3時間目:大久保地区の公共施設再生事業

京成大久保駅周辺の公共施設はいったいどうなっていくのか?

2015/10/07

各施設の整備の基本的な方向性

集約後のイメージ図です。市民会館や図書館、勤労会館がそれぞれ北館や南館として生まれ変わります!
集約後のイメージ図です。市民会館や図書館、勤労会館がそれぞれ北館や南館として生まれ変わります!

北館(公民館機能+図書館機能)

計画されている北館のベースとなるのは、現在の大久保公民館と大久保図書館、それに市民会館です。整備後は公民館機能とホール機能、図書館機能を合わせ持った「北館」として生まれ変わります。
北館は社会教育や生涯学習、芸術・文化活動の場として、気軽に、かつ多目的に利用できるホールの設置や図書館機能の充実(蔵書数増加、開館時間延長など)、カフェ等のテナントの誘致が検討されています!

南館(スポーツ機能・子ども活動支援機能・労働支援機能)

南館のベースとなるのは現在の勤労会館です。南館は、スポーツをする人や子ども、働く人を支援する施設として、さらなる多様な利用のしかたが想定されています。
「元気に働き、余暇を楽しむ」、子どもたちが「元気に遊び、考える力を養う」施設として、スポーツ施設や公園との連携を強めるためのテラス、利用者のためのラウンジやランニングステーションの設置が考えられています。

中央公園

大学~商店街~中央公園と伸びる『大久保にぎわいライン』
大学~商店街~中央公園と伸びる『大久保にぎわいライン』
中央公園は各施設をつなぐ“憩いの庭”として計画されています。南館との機能連携も含め、スポーツ・健康づくりの拠点として公園の外周が散歩やランニングのためのコースとして整備され、その他に野球場の多目的利用なども計画されています。
また“憩いの庭”としての魅力アップのため、京成大久保駅前交差点から勤労会館に至る公園内の道路が、「公園内小径(こみち)」として演出されます。この小径は、大学、商店街、駅と続く賑わいを中央公園内に導く「大久保にぎわいライン」の一部として位置付けられます。「駅⇔商店街⇔大学」は通勤通学、買い物など「毎日の活力」の象徴とし、中央公園と公共施設は「知識・運動・趣味」など「活力の源」の象徴とし、この「大久保にぎわいライン」を軸として、日々の生活を充実させるまちづくりを目指した計画が考えられています。このことにより、大久保駅前地区の魅力が高まることが期待されています。

みんなで考え、みんなで創ろう!

どうでしょうか? この計画が実現すれば、大久保駅前がもっと楽しそうなところになりそうですよね~。
さて、大久保地区公共施設再生事業においては、駅周辺の
・屋敷公民館
・生涯学習地区センターゆうゆう館
・藤崎図書館
・あづま子ども会館
の4施設については、その機能を京成大久保駅南側の施設に集約していくことが予定されています。
そこで、機能集約後の施設をどう利活用していくかということについてワークショップ(地域に関わるさまざまな立場の人が自ら参加する話し合いの場)が開催され、市民のみなさんが議論をしています。
次回の授業ではそのワークショップの様子をお届けしたいと思います!