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大久保まちかど歳時記

創作家 秀駒さん

2011/06/29

足の向く方に進んで行く


「地球環境をテーマにした今までにない絵本マンガ」
秀駒さんが執筆された本『ウサコちゃんとのりこちゃんのおはなし』の帯に書かれたキャッチコピーだ。
3年前に出版されたこの本のテーマを訪ねると、「地球温暖化防止、障害者も健常者も動物も共に暮らせる社会」との答えが返ってきた。
「地球のエコと心のエコです」。

秀駒さんは11年前、お母さんが体調を崩したことをきっかけに、俳句と短歌を作り始めた。
故郷の近江八幡の自然、親子の絆を想い、「何かを残したい」と思ったそうだ。
もともとビジョンを立ててプロデュースすることが好きだった秀駒さん。
今では、俳句や短歌に留まらず、写真を撮ったり絵を描いたり物語を書いたりと、創作活動の幅が広がっている。

その原動力は「人との関わり」。
実籾在住の秀駒さんだが、若者からお年寄りまで様々な世代が行き交う大久保の街が大好きで、よく訪れているという。
そこでいろいろな人と出会い、出版にこぎつけた本を「お休み処」や書店でも販売することが可能になったそうだ。

『ウサコちゃんとのりこちゃんのおはなし』、愛称『うさのり』の挿絵は、不思議な雰囲気をまとっている。
「下描きはしません。そのとき心に浮かんだアイデアを変えたくないから」と、いきなりボールペンで描くと言う。
秀駒さんの心がそのまま形になった本、というわけだ。

この『ウサのり』は、現在、電子書籍としてインターネットで購入することができる。
「世界中の人に発信する機会」と、秀駒さんは目を輝かせる。
次の作品は「歴史もの」。
近江八幡の実在の人物を題材にしているそうだ。
「何かひとつにこだわって留まるのではなく、足の向く方に進んで行くんです」。
人との関わりから、まだまだ新しい世界が広がりそうである。