毎年、冬には風邪やインフルエンザの相談が増えてきます。

今年はのどの症状を訴える方が多いですね。

漢方薬は長く飲まないと効かないと思っている方も多いようですが、実は風邪などの急性病は化学薬品よりも、早く治すことができるのです。

しかし風邪をひいてしまうと、とてもつらいですよね。やっぱり予防と早めの対処が大切です。　

風邪やインフルエンザ対策には、特に板藍根(ばんらんこん)が有名です。

板藍根とは、大青(たいせい)の根を利用した漢方薬です。

大青の葉は藍染の原料として昔から利用されていました。

藍染には抗菌・防虫効果があると言われ、海外からジャパンブルーと言われるほど日本では活用してきた歴史があります。

板藍根は、数年前に世界的な脅威となったＳＡＲＳや毎年様々な型に変化するインフルエンザ対策に効果を発揮し注目をされました。今年は新型ウィルス対策として期待されています。

最近の研究では、風邪を予防するだけでなく抗菌、抗ウィルス、抗炎症、解熱、解毒、肝機能保護、免疫調節など驚くべき効果が有るという報告もされました。

冬の風邪予防は、うがい・手洗いに板藍根をプラスしましょう。