前回は
中学の英語教科書の音読、反英訳訓練で 活用度―10合目までレベルアップすれば、それだけでネイティブと対等な会話ができるという話をしました。
また
中学教科書だけで それだけの内容と英文量があり、かつ文型とか表現様式別に習得していくので 習得した英文以外でも 言いたいことは自分で頭の中で英作文し口に出して言う能力もつくと話しました。
日本人が日本語で普段会話をしている時の内容を振り返って考えてみると 小学校6年の国語の教科書に出てくる言葉以上のものはほとんど使っていないということを認識すれば ネイティブと英語で普通の会話をするのに 中学の英語教科書の内容と英文量で充分ということも うなずけるでしょう。
言い換えれば 日本人は中学校だけでかなりのレベルの英語を学習している、ということです。
でも 現状 活用力ー3合目(訳せる)がゴールになってしまっているのです。
ちょっと
音読、反英訳訓練をすれば 日本人の英語難民問題は解決するのに。
今回は 前回のお約束通り
MBAシカゴで 中学英語教科書の音読、反英訳訓練でネイティブとほぼ対等な会話ができるようになった多くの生徒さんの中で
Mさんのケースをお話しします。
Mさんは たぶん40代後半だと思います。 ビーチバレーの選手もしています。
パートナーとして外人さんと組むこともあり 英語で試合以外でも色々な話をしたい、ということが MBAシカゴに来られた理由でした。
2年ほど前に MBAシカゴに初めて来られた時は 10年ほど前に娘さんと一緒に勉強して 英検準2級を合格したことがあるけど それもすっかり忘れ、中学校の英文法もだいぶあやしいとのことでした。
そこで 中学2年生の英語教科書のから始めました。
そして 音読と反英訳訓練で 数か月でその教科書の
活用力ー10合目にまで達しました。
その頃 千葉での試合の後 休日に パートナーを県内の名所のいくつかを案内してあげることになったそうです。
そしてその数日後の授業の際に報告があったのですが 色々なことを話したり 説明できたりして パートナーに非常に喜んでもらえましたとのことでした。
更にやる気になった
Mさんは その後 約半年で
中学3年の英語教科書を活用力ー10合目にまで上げて 試合の機会に合わせてでしょうか お母さまをハワイにお連れし、レンタカーで 数日間 ハワイ島を 案内してあげて帰ってきたそうです。
帰国後 色々なことの手配やら 現地でのネイティブとのやり取りなど 自分の思ったことを頭の中で英作文して口に出して言う訓練ができていたから ほぼ問題なく切り抜けることができました、とのことで、ハワイコーヒーのお土産を頂きました。
Mさんは より高いレベルの英語を話せるように 今は高校の英文法の例文を日本語訳文をみて言えるよう訓練中です。
ちなみに 高校英文法では それぞれの文法項目で中学時代よりも より高度な表現方法を学びますが、新たな項目は 仮定法、分詞構文、未来完了、過去完了等々それ程多くはありません。
ということは 中学の英語文法で頭の中で英作文できる
英語活用力がつけば、大体のことが話せるということです。
逆に 英語ペラペラと思われている人の大半の日本人が 実際は中学時代に学習する5文型とか、名詞の後置修飾の
活用力がなく、ごくごく普通のことを伝えるのに 四苦八苦しています。
その意味で、英語ペラペラと思われている人の大半の人が 実際は英語難民なのです。
中学3年の英語教科書ででも反英訳訓練をすれば数か月で何でも英作文して言えるようになるのに
5文型とか 名詞の後置修飾とかは 英作文の屋台骨になるものですので、後々のニュースでお話ししていきますが、 とりあえずこの先数回のニュースは
中学校の英語教科書で活用力-10合目に達したお陰で、ネイティブと対等な会話ができるようになった生徒さんの例をお話しします。
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