たった一つの言葉で、人生が変わったという経験を持つ人もいるでしょう。
何気なく口にした一言が、子供のやる気を奪ってしまうこともあります。

今回は受験生に言ってはいけない言葉をご紹介します。


「○○中（地元公立中）でもいいよ」
まだ幼い小学生が、親からこのような言葉を聞くと、全力で受験勉強しなくてもいいんだと思うようになります。

何としても合格させようと思っている親がいる一方で、もう一人の親が子のような言葉を掛けて、子供を混乱させてしまうことがあります。


「高校は私立でもいいよ」
千葉県の公立高校入試は、５教科入試です。
５教科の受験勉強がつらいと感じる中学生が、親から私立でも・・・と言われると、気持ちが一気に私立高校へと傾きます。

私立高校入試であれば、３教科の学習でよい上に、出願時点で合格がほぼ確実な推薦制度があります。

周りの子たちが一生懸命に勉強している傍らで、のんびりとした中学生活を過ごすことができます。


「大学はどこでもいいよ」
「大学は行かなくてもいいよ」

難関大学や有名大学に合格できなくてもよいのなら、必死に受験勉強をしなくてもいいと思うようになります。


何も地元公立中や私立高校、難関大学・有名大学以外はダメだと言うことではありません。
「どこでもいい、地元中でも…、私立高校でも…」、などと言われると受験勉強に身が入らなくなることが問題なのです。

・受験はやめてもいい
・必死に勉強しなくてもいい
・つらいなら塾の宿題なんてやらなくてもいい
・合格できなくてもいい

子供のストレスを和らげてあげたい、と思って掛けた安易な一言が、子供を不合格に導いてしまう可能性があることにご注意ください。