中学生になると、学習スピードが速くなり、油断していると学校の授業についていけなくなる生徒が続出します。
算数は得意だったのに、中学数学になると苦手になる生徒も少なくありません。
中学数学まではついていけたのに、高校数学で挫折する人は後を絶ちません。
中学校の数学も、初めは簡単な内容からスタートするため、それに油断して気を抜いていると、いつの間にかついていけなくなっています。
すっかり苦手になってから塾に通い始めても、学習意欲も低下しているから最低限の学習時間でやり過ごそうとするため、苦手を克服できる人はごく一部です。
これを回避するためには、中学生になったらすぐに数学の正しい学習法を身につけることが重要です。
◆数学の正しい学習法とは
数学の正しい学習法とは、「
理解⇒暗記⇒活用」の3ステップを繰り返すことです。
《正しい数学攻略法》
①
公式を理解し、
暗記し、練習を繰り返すことで
活用できるようにします。
②公式を活用した「
基本問題の解き方」を理解し、
基本問題の解法を暗記し、
解けるようにします。
②基本問題の解法を活用した
「応用問題の解き方」を理解し、
応用問題の解法を暗記し、
解けるようにします。
理系の難関大学出身者たちに数学の学習法を尋ねると、誰もが口にする学習法のため、有効な学習法と言えるでしょう。
◆数学指導者の意見が分かれるのは何故?
数学の受験指導をする先生たちは、
数学は「理解が大事」だと主張する先生と、
数学は暗記科目だと主張する先生に分かれます。
ところが、どちらの主張をする先生であっても、指導法は前述の学習法のとおりです。
結局のところ、「伝え方」の違いであって、「教え方」の違いではないからです。
◆数学者でも解法暗記をしていなければ受験では合格できない?
とある数学者(大学教授)がテレビ番組で、「受験問題の解法は覚えていないけど、公式を導き出すところから始めてすべての問題を解くことができる」と話していました。
ただし「(制限時間中には解けないから)大学に合格はできない」と笑いを誘ってもいました。
数学的な才能やセンスがあっても、受験で合格するためには解法の暗記が必要、ということです。
才能のある数学者であっても、「暗記」が必要なのだから、もしもあなたが凡人なら、なおさら「暗記」が必要となります。
◆「暗記の前に理解」は当たり前?
名門進学校の先生には、数学は暗記科目だと伝える先生が多い傾向にあります。
難関校受験者の指導が中心の塾・予備校講師も同様です。
「理解できずに丸暗記でやり過ごす」生徒の存在をあまり考慮していないのかもしれません。
反対に、授業内容が全く理解できずに(あるいは理解しようとせずに)「公式(最後の結論)だけ覚えればいいや」と考える生徒がメインターゲットの指導者は、「理解が大事」と強調して伝える傾向にあります。
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授業で得られる「わかる!」だけでは、なかなか今の状況をかえることはできません。その後の「やってみる」「できる」こそが何よりも大切です。
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