元私立学校の先生だと名乗るYouTuberが次のように語っています。
「
成績が低迷して受験勉強に専念するため部活をやめた生徒のうち、受験で成功したのは十数年で1人だけだった。」
だから成績が下がって部活をやめても意味がない、続けて欲しいと主張します。
本当でしょうか?
この先生の経験からわかることは、
「
一度、勉強についていけなくなると、部活をやめて学業に専念したところで大学受験で成功できる人はほとんどいない」ということではないでしょうか。
「
今から勉強に専念しても間に合わないから、部活をやろう」と言っているのと同じではないでしょうか。
また、中高一貫の私立中学で塾に通っているのは上位層と下位層ということから、(勉強についていけなくなって塾に通う下位層とは違い)
「
上位層は自分でも勉強できるはずだから塾に通う必要な無い」
とも語っていますが、本当でしょうか?
中学受験終了後も塾に通い、勉強の習慣をキープできているから成績上位なのではないでしょうか?
中学受験終了後に塾をやめて、勉強の習慣を崩してしまうから中間層に甘んじたり、授業についていけなくなって下位になっている生徒が多いのではないでしょうか?
人は自分の体験談から偏った認識をすることがあります。
「私が部活に注力しつつも志望校に合格した」という成功体験から「部活も受験に役に立ったはずだ」なんて方向性で考えてしまうかもしれません。
「部活で体力がついたから受験に有利だった」なんて都合のよい理由を考えてしまうかもしれません。
「部活をしない分、勉強をしていたらもっと成功できた」かもしれないのに…。
「部活をやりながらでも最難関大学に進むことができた」という一部の優秀な生徒の事例を誰にでも当てはまることと捉えてしまったりするかもしれません。
もちろん部活で学ぶこともあるでしょう。
勉強以外の経験が将来の役に立つこともあるでしょう。
しかし、スポーツ推薦の見込みも無く、勉強ができていないのに部活を続けるメリットは何でしょうか?
将来のために部活(友だちとの楽しい時間)を諦めてでも勉強に取り組もうとする姿勢に水を差すのは何故でしょうか?
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