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第3回
『英作文は「英借文」⁉』
【FitStudy講師】早稲田大学政治経済学部 B先生
今回は英作文を勉強する際に意識すべきことをお教えします。
英語4技能の重要性が高まっていく昨今、あらゆる試験で英作文は重要なパートになってきています。それにもかかわらず、試験の最終問題であることが多いのも相まって、
英作文を「なんとなーく」書いてしまう方は少なくないようです。
そこで今回は英作文を書く上で一番大事な2点をご紹介します。ズバリ!
①「英語にする前に簡単な日本語に訳せ」
②「英作文とは英借文である」
ということです。
①「英語にする前に簡単な日本語に訳せ」
英作文を書く際に「これなんて訳せばいいんだろ…?」と困ってしまったことはありませんか。これは殆どの方が突き当たる悩みだと思います。そのような際にはまず、
訳しにくい日本語を簡単な日本語に言い換えてみましょう。
例えば「
必死の形相で」という日本語を英語で表現するとします。これをそのまま英語に訳すのはかなり難しいでしょう。そこで意味の近い「
一所懸命に」という簡単な日本語に言い換えて訳してみると、そのまま’
hard’とすればいいという具合です。
このように、英作文を書く際には脳内に浮かんだ日本語をそのまま訳すのではなく、
まずは簡単な日本語に置き換えることを意識してみましょう。
②「英作文とは英借文である」
「
英借文?冗談はよしてくれよ…」という方がほとんどだと思います。そもそも英借文とは何か、それは「
ネイティヴの英語表現を借りて英作文を綴る」ことです。英借文がいかに効果的であるかの好例として、
夏目漱石を紹介します。
彼の書いた英語は、ネイティヴであるイギリス人をも唸らせる流暢さでした。まともな辞書もないこの時代でしたが、
漱石は大量に読み漁った洋書からネイティヴが実際に使う表現を脳にインプットし、「英借」していたわけです。
このように一
番の方法は「洋書をガンガン読破していく」ことです。他にも英語学習の過程で幾千もの文章を読むでしょうから、そこから
使えそうな表現をメモしておくのも良い方法です。
◆お勧めの参考書は?
「効率よく使える表現をインプットしたい」という方のために、駿台文庫『
新・基本英文700選』という参考書をお勧めします。
最近流行りの漫画のような参考書とは違って、
英作文にすぐに活かせる英語表現がビッシリ網羅されています。どんな方法でもよいので、とにかくたくさんの英語の表現を覚えていけば、英作文を書く際にすらすらと書ける感覚を抱くはずです。
まとめ
ここまで英作文において意識すべき2つの点を紹介してきました。一つ目が「まずは簡単な日本語にしてから訳す」こと。そして二つ目が「英作文は英借文である」ということでした。
これらは2つの歯車のように、一つも欠かすことの出来ないポイントなのでぜひ意識して英作文に取り組んでみてください。自ずと自然な英作文が書けるようになるハズです。
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英作文を「なんとなーく」やってしまう人が多いのは、本当にもったいないですね。試験までに「たくさん練習」をして英作文を得点源にしましょう!(アシスト習志野校 塾長)
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