中学受験のために新小4から塾に通う児童が多いものの、その時には様々な面で差がついています。塾に通うのは新小4からであっても、その前にご家庭でやっておくべき準備があるからです。
中学受験で塾選びの前にすべきこと『①受験制度をチェックする』
◆少子化で受験生が半減、中学受験への影響は?
1年に200万人もの子供が生まれた時代は過ぎ去り、少子化が進み、令和2年生まれの人数は84万人に落ち込んでいます。
子供の数が半減している一方、開成中学などの最難関中学の募集定員はほとんど変化していません。つまり、受験戦争の難易度は明らかに低下し、昔であれば入学できなかったような難関中学に進める可能性が高まっているということです。
◆有名私立中学であっても、優秀な受験生を集めることが難しくなった
受験競争の緩和は、学力の低下を招きます。
偏差値は相対的な値ですから、絶対的な学力を示しません。見た目は同じ偏差値であっても、昔と同じ学力を有しているとは限りません。名門私立中であっても、努力して優秀な生徒を集めなければいけなくなりました。
その結果、学校同士の受験生の囲い込みが激化しています。多くの中学校で受験のハードルを下げて生徒を確保するため、
算数入試や国語・算数の
2科目入試が行われるようになりました。
ここでポイントとなるのが、
私立中学の場合は、必ずしも4教科で受験する必要が無いということです。もちろん、最難関レベルの私立中学については4教科入試しかない学校がほとんどのため、このレベルを目指すのであれば4教科の対策が必要です。
ですが、最終的に4教科が必要となる中学受験生は小数派です。
首都模試偏差値で60以上を目指す場合でなければ、1~2科目でも受験できる学校がほとんどだからです。
偏差値60以上は、全体の上位15%くらいのため、75%の人は、無理して理科や社会の勉強をしなくても、同じ私立中学への合格も可能です。
◆なぜ大手学習塾は当たり前のように4教科を受講させるのか
理由は単純で、
理科と社会の授業料を取れなくなるからです。
理科と社会の授業料が取れず、受験生を長時間拘束し、高額の授業料を取ることが難しくなります。
私立の中堅校では、国語と算数だけでも受験できる学校が多く、中には面接だけの学校や、簡単な問題、形だけの適性検査で入学できる私立中学もたくさんあります。
難関私立中を受験する人でなければ、必ずしも4教科の受講は必要ありません。塾の利益のために4教科で受験準備をさせ、子供に過度の負担を強いることのないよう、志望校の受験制度を調べておきましょう。
◆4教科受講すべき受験生とは?
お子様によっては、
難関中学を受験しなくでも4教科受講した方が有利な場合もあります。
・算数または国語が苦手な場合
・社会や理科が得意な場合
受験科目が減る場合には、同じ科目でも高得点が求められるため、国語や算数に不安があるなら4教科で準備することも考えましょう。
ただし、理科と社会の暗記が減ることで、受験対策に必要な学習量・学習時間は大幅に減ります。理科と社会が好きそうだから…と何となくで4教科にすることはお勧めできません。
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