アシスト習志野校ではオンライン家庭教師FitStudyとの協力により、家庭学習時もLINEで質問できる環境を整えています。

今回は、FitStudy講師陣によるコラム記事をご紹介します。

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第６回
『自分の可能性を広げる学部の選び方』
【FitStudy講師】早稲田大学社会科学部　W先生


「どんな大学・学部を目指せばいいのか分からない」
「大学に行きたい理由がまだ明確には無い」
といった悩みを抱いたことはありませんか？

私も高校時代はまさにそうで、なんとなく自分の実力に近いところに入れれば程度の考えでした。

しかし少なくとも4年間は通うことになるところは何か目的を持たなければ楽しい学生生活が送れないのではないかと思い、志望大学・学部を考えるようになりました。

そこで私がいま通っている早稲田大学社会科学部について、なぜ通いたいと思ったのかお話しします。


◆大学・学部を選んだ理由
その理由は一言で言うと「やりたいことが見つかりそうだったから」です。

大学に関しては通いやすく、実力も頑張ればなんとかなりそうな早稲田大学にしようとは決めていたのですが、学部に関しては全く考えておらずとりあえずどこかに入れればいいやと思っていました。

もちろん周りには医者になりたいから医学部、弁護士を目指したいから法学部といったように、将来就きたい仕事と自分の得意を結びつけて目標に向かって勉強をしている友達もいました。

しかし私には将来絶対になりたい職業があるわけでも、特筆して得意なものも無く、自分のやりたいことや強みが分かりませんでした。趣味もテレビやゲーム、YouTubeばかりで誇れるものがありません。


◆社会学部は自分の可能性を広げるための選択肢！
この時点で特定の分野に特化したところにいくのは向いていないなと感じて、まずは早稲田大学ではそもそもどのような科目を学べるのかを調べてみることにしました。

大学のパンフレットに載っている、学部で取り扱う授業一覧を見たときに、政治・経済・法律・商学・人文系など文系で取り扱う科目をほとんど網羅していたのが早稲田大学の社会科学部でした。

さらに自分の好きなテレビなどのメディアに関する授業なども取り扱っており、一通り授業を受ければ一つくらいは得意なものが見つかりそうだと思い、社会科学部を目指そうと思いました。

実際に入学してから一通りいろんな科目の講義を受けた結果、中高時代には学べなかった言語系の面白さに気づいてメディア言語系のゼミナールに所属することで、面白いと感じたことを得意なものに変えることができました。

得意なもの・やりたいことがなくてどこに行けばいいか分からない、なんのために大学に行くのか分からないという悩みは決して悪いことではないと思います。

もちろん自分のやりたいことのために突き進むに越したことはありません。しかし、大学は専門性を高めるところではありますが、それ以前に専門的にやりたいことを見つける場所でもあります。実際に、中高時代で学んできた主要科目に縛られないような自由な科目も大学には沢山あり、それまで見つからなかった自分の得意が見つかることもあります。


自分の可能性を広げるために大学に行くというのも立派な目的になると思いますので、大学・学部選びの参考にしていただけると幸いです。

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様々な大学、様々な学部があります。同じ名前の学部でも、大学によって授業内容も様々です。自分の可能性が広がる選択肢が見つかるように、色々と調べてみて下さい。（アシスト習志野校 塾長）



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