夏期講習、1日10時間を超える授業を行う塾もあるようです。
◆はたして10時間も集中力は続くのでしょうか。
「10時間、席に座っていること」と「10時間集中して勉強する」ことは同じ意味ではありません。
学習記録アプリ「Studyplus」によると、東大合格者たちの8月の1日当たり学習時間は10時間程度です。もちろん
8月の総勉強時間を31日で割ったら10時間という意味ですから、お休みの日をつくるために1日10時間以上の勉強をしている人もいると思います。
ただ、平均して1日10時間程度の学習ができれば十分な勉強ができると見ることもできるでしょう。
◆お盆休みのための過酷スケジュール
例えば夏期講習が「
1日10時間、合計20日間」だった場合、
合計の授業時間は200時間になります。
ところが、夏休みは40日ほどありますから
1日5時間ずつ取り組んでも200時間の学習ができます。しかも1日10時間やるよりも1日5時間の方が集中して取り組めるでしょうから効率も上がります。
すべての生徒が1日10時間以上の学習に耐えられるわけではありません。途中で集中力が切れてしまう人も少なくありません。
だから集中して勉強できた一部の人だけが成績を大きく伸ばしたりします。受験生たちは勉強時間という篩(ふる)いに掛けられているのです。
お盆休みを前提とした過酷な夏期講習スケジュールのもとでは、それに耐えられる一部の生徒の成績だけが大きく上昇するということではないでしょうか。
1日10時間以上の学習をしてはいけない、という意味ではありません。それだけの集中力があるならドンドンやればいいと思います。ただ、
1日10時間以上も塾で拘束されたのだから、お盆くらいは休んでもいいやと、と言う考えは甘いということです。
1日10時間の授業時間のうち、集中して取り組んだ時間は何時間でしょうか。
油断しているとコツコツ取り組んでいる人に質も量も負けてしまいます。
1日10時間以上の学習は無理な人でも、休まずに学習を継続できれば大幅な成績アップを目指すことができます。勉強はすればするほど、集中力も高まっていくので、夏から頑張れば冬に向けて自然と勉強できる時間を増やすこともできます。
◆アシスト習志野校では、なぜお盆も授業をするのか?
アシスト習志野校では、より多くの生徒に成績アップの喜びを感じて欲しいから、今年もお盆は休まず授業をします。
・アシスト習志野校の2021夏期講習日程は全36日270コマの中から通塾日程を自由に決められます。
・お盆時期の通塾は強制していません。
・1日に長時間の学習をすることも、コツコツ毎日取り組むこともできます。
・家でも受講できるから、塾で5時間、家で2時間のようなプランも可能です。
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