私立学校の先生方とお話しすると、
進学校ほどオンライン授業による自宅学習に成功しているという傾向があります。
2020年度はどこの学校もIT化を推し進めたはずですから、
対面授業と変わらない効果を得られたのが、一部の学校だけで、それは進学校に多かった、ということでしょう。
中堅校では映像授業等による在宅学習の仕組みを取り入れている学校が多いものの、活用に苦慮しています。
これは教育業界において、オンライン化で実績を上げているサービスの多くが、成績優秀者を対象としていることや、アシストの通信生で成績を伸ばしている生徒の大半が、もともと成績上位者であることとも相関がありそうです。
大学受験予備校が映像授業の導入に成功していることとも関係がありそうです。大学に進学する人は約60%、そのうち半数は推薦で合格を決めます。平均以下の偏差値の高校では、学校推薦型選抜(指定校推薦)を活用して進学する人が中心となるため、
本当の意味で受験勉強をする生徒は学力上位層に偏ります。
とすると、
大学受験に特化するならば、そもそも上位3割くらいの人がメインターゲットになるのですから、自発的に学習できない受験生のことを本気で考えなくてもよい、という考えを持つこともできるでしょう。
自分で勉強する習慣がついている人は、家でも塾でも学校でも勉強します。
自分で勉強する習慣のついていない人は、家では勉強できず、学校や塾に行かないと勉強しません。
授業の成果にこだわる中堅の私立学校は、それがわかっているから、
安易に自宅学習に踏み切れないのでしょう。
授業の成果に責任意識の低い公立の小中学校では、
児童・生徒ごとの、個別の学習態度を考慮することもなく、安易なIT化を進める可能性が危惧されます。
成績上位層がそのまま難関校に合格するための受験戦略と、成績中位層の成績を引き上げて難関校に合格するための戦略は異なります。当然、同じやり方で低学力層を成績中位層に引き上げることもできません。
だから、成績上位者の学習法をマネしたところで、誰もが成績上位にはなれません。
だから、何も考えずに周りと同じやり方で取り組んでも、なかなか成果が出なかったりします。
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アシスト習志野校でも、自宅で学習を続ける生徒もいます。自宅でも塾と同じ授業を受けられる独自のオンラインシステムがあるからです。それでも、教室での授業も続ける理由は、1人でも多くの生徒の成績を引き上げたいからです。
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