効率的と言われる学習法にはいくつかのパターンがあります。
①学習内容を絞る
例えば問題の出題パターンが1000題あったとして、その中から頻出の300に絞って学習する、というやり方です。
実際の入試で勉強しなかった700題が出てしまったら諦めるか、300題の練習から学んだ知識から類推して答えることになります。
志望校ごと出題傾向が固定されていて、合格に必要な点が低い(ある程度のミスが許される)場合、このやり方は効果的です。
3割を確実に得点し、残りの7割を2分の1の確率で得点できれば6~7割の得点を目指せるから、60点が合格点の学校であれば合格できる、といった作戦です。
ただ、膨大な量を勉強しなければいけないと思っていた受験生にとって、「これだけやればいい!」と言う言葉はキラーワードになるため、過度に勉強内容を絞って学習をさせようとする指導者もいることには注意が必要です。
もちろん試験範囲を完全に網羅できる受験生はまずいないため、程度の差はあれ受験生はみんなこの学習法を取り入れているはずですが、
学習内容を絞るほど受験本番では一か八かの勝負をすることになります。
②無駄な時間を減らし勉強時間を増やす学習法
生活の中で無駄な時間を減らし、学習時間を増やすやり方です。
通学途中の電車で単語カードを確認するとか、家に帰ったらスマホをいじらずに勉強を始めるとか、あるいは塾に通って娯楽への誘惑を断ち切るのも広い意味でこの学習法の1つです。
勉強時間を増やすことが効率的なのかについては議論の分けれるところでしょうが、ぼーっとしたり、ついつい遊んだりしてしまう、削っても問題ない時間を勉強時間に充てるのだから効率的と言っても差し支えが無いと思います。
③勉強中のロスタイムを減らす
分からない問題を延々と悩み続けてしまったり、まとめノートを作りっぱなしで頭に入っていなかったり、そんな勉強時間の無駄を省くやり方です。
部活や生徒会をやりながらも成績トップ層を維持し続ける生徒は、この方法が得意な人ばかりです。
例えば数学の授業中に、問題を解き終わったら先生に言われなくても学校ワークを進め、宿題になりそうなところを先に解いてしまいます。
同じ授業時間の中でも、やり方次第で他の人よりたくさん勉強することができます。
④驚異的な記憶力で効率化する
1日あれば教科書1冊を暗記できてしまうような驚異的な記憶力を持つ人もいます。
天才的な頭脳だからこそできる勉強法は短期間で大きな成果をあげることができます。
ただ、再現性が低く、同じことをやっても大多数の人は同じ結果を得られません。
しかし、華々しい成果をあげた人は、自分と同じように努力すれば、みんなも同じような結果を得られるという純粋な気持ちで、この手の学習法を広めようとすることがあり、注意が必要です。
さて、受験における正攻法は、他の人よりたくさん勉強することです。
より上位の学校に進学する人ほど、1日の中で学習できる時間を増やし、その中でさらにライバルたちよりも多くの問題を習得できる方法を探ります。
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