英語の問題を解くときに、意味の分からない単語を調べながら解いてはいけません。
本番のテストで、わからない単語があれば前後の文脈などから意味を推測しながら解かなければいけないのだから、単語の意味を調べながら問題を解いていては、推測する力が育ちません。
これは、英語に限った話ではありません。
先日、小論文の指導をしていたところ、課題に対し「考えてきました!」と言って見せてくれたものは、ネット記事の要約でした。
考えてきたのではなく調べて来た、それもネットでちょっと検索しただけです。
最近はスマホが小中学生でも当たり前のようにスマホを持つようになり、わからないことはすぐにネットで調べようとします。
分からないことを調べること自体は、悪いこととは言い切れないのですが、ネットでの検索はほとんどロスタイムもなく回答を得られるため、疑問点について考える時間は、ほぼありません。
人の頭は、足りない情報があれば想像力を駆使して補おうとします。
ハマっているテレビドラマでは、来週の展開をたのしく予想したくなりますよね。
来週の内容という未知の情報について、わくわくドキドキしながら、次の展開を予想してしまいます。
これが再放送のドラマであればどうでしょう。
次の展開を予想するより先に、ネットであらすじを調べてしまう人もいるかもしれません。
そうなると想像力が働く余地はありません。
人は分からないから考えます。
考えるから思考力が育ちます。
十分すぎる情報が与えられている状態というのはストレスは無いかもしれませんが、自分の頭で考えることも無くなってしまうのです。
ネットというのは既知の問題については的確な回答をくれることが多いものの、未知の問題については答えを得られません。
子供たちには、時間が掛かったとしても、自分の頭で考える習慣をつくって欲しいと思います。
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