夏休み、学習面では何に取り組むべきでしょうか。
多くの生徒保護者に質問すると「ここまでの総復習」だと答える人が多く、一般的な学習塾の夏期講習カリキュラムも復習に重点が置かれます。特に7月までの定期テストで振るわなかったご家庭ほど「総復習をしてほしい」というニーズが高いと感じます。
ですが、
アシスト習志野校では「9月~12月の先取り」を最優先で取り組みます。
その理由は学校の定期テスト範囲を見るとご理解いただけるでしょう。
たとえば近隣の中学校の
昨年の定期テスト範囲において、「中1の数学」の教科書の出題ページ数は次の通りでした。
6月 46ページ
9月 30ページ
11月
60ページ
2月
68ページ
※前期後期制で定期テストは年4回です。
最近の学校は5~6月の体育祭や校外学習を行います。新学期のドタバタと合わせて夏休み前はあまり授業が進みません。その帳尻合わせで秋以降の授業ペースがとんでもないことになります。
特に11月の定期テストは、あいだに長期休暇を挟まないため、事前に先取りをしておかなければ十分な学習時間を取れません。その上、合唱コンクールなどの行事もあり、塾での勉強時間を増やしてくれる人が少ない時期でもあります。検定試験もありますしね。
夏のうちに先取りをしておく重要性をご理解いただけたでしょうか。
夏休みに先取りが出来ず、秋以降に塾の授業回数も増やさずに取り組んでいると、同じようにやっているつもりでも点数が下がるリスクがあります。
逆に、アシストでは夏のうちに先取りをドンドン進めてしまうから、塾生が最も好成績を獲得しやすいのが11月だったりします。
ところで何故、多くの塾では夏期講習を「復習」メインにするのでしょうか。
次のような理由が推測できます。
・復習をしてほしいというニーズが高い
⇒夏までの成績が振るわなかったご家庭ほど、このようなご希望は多いのも事実ですが、復習は主に「将来の入試のため」「応用問題対策」「偏差値を上げるため」に効果を発揮します。でも、復習にばかり時間をつかうと次の定期テスト対策に掛ける時間は減ってしまいます。
目先の定期テストの点数を上げたいのであれば復習よりも次回以降の定期テスト範囲を繰り返し学習することに時間をつかうべきです。
・通常授業の延長(先取り)では高額な夏期講習費を請求できない。
⇒夏期講習費を高額に設定している場合は、夏期講習でしかできないこと、つまりは復習をメインにしなければ申し込んでもらえないという考えもあるかもしれません。
・先取りを進めすぎると新規塾生募集がしにくくなる
⇒特に高校受験対策の集団塾では年間を通じて塾生を募集していることが多く、学校の授業ペースと塾の授業ペースに差がありすぎると新規の塾生を募集しにくくなります。
・学校の進度に合わせて授業をしたい
⇒アシストの場合、普段は先取りを進めて定期テスト前にはテスト範囲の復習(テスト対策)をします。ですが一般的な個別指導塾では、そこまでの時間が確保できないので、どの道、復習(定期テスト対策)の時間は十分に取れないのだから学校の進度の2週間前くらいのペースを維持し続ける方がいい、という考えです。
・何となく
⇒意外にこの理由も多い気がします。塾専用に販売されている夏期講習用テキストは、たいていのものが「ここまでの総復習」と「10月上旬くらいまでの予習」を取り扱っています。だから何となく夏期講習をやっていると復習が中心になります。
なお、「夏期講習用テキスト」は十分に先取りが進んでいる上位校を目指す生徒の復習には非常に有用なのですが、長いようであっという間の夏期講習ですから、最後まで終わらせることができず、予習部分はあまりやらないまま9月を迎える人も多いのではないでしょうか。
是非、この夏は9~12月の先取りを進め、秋以降の定期テストで好成績を獲得して欲しいと思います。
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