受験の必勝法の一つは、学習の負担を平準化することで、これで成功をしているのが中高一貫校です。
上位の中高一貫校では、中1~2年生で中学内容を先取りし、中3~高2の3年間で高校内容を完成、最後の1年間は大学受験対策に専念できます。
高校受験を経て高校1年生の春から高校内容を学習する人たちが、高3の秋~冬にようやく高校内容を完成し、ほんの短い期間しか大学受験対策に専念できないのとは大きな違いです。
なぜ中学内容を早く終わらせるのかというと、より高度な学習をする高校内容をハイペースに進めようとすると授業についていけなくなる生徒が増えるからです。最難関クラスの中高一貫校であっても、中学内容を1年で終わらせることは合っても、高校内容は基本的には3年かけて丁寧に取り組みます。
もちろん、驚異的な集中力によって、短期間でも仕上げてくる受験生もいますが、先取りしやすい中学内容を早く終わらせ、難しい高校内容にじっくりと取り組むことのできる中高一貫校が有利です。
同様の作戦は高校受験にも有効です。
小学生~中2までのうちにドンドン先取りを進めて中3の春~夏くらいまでに中学内容の先取りを終わらせ、半年~1年くらいを受験勉強に専念できるようにするとかなり有利です。
ところが、多くの塾ではほとんど先取りをしていません。
正確に言えば、小5くらいからドンドン先取りをしていく高校受験コースを展開する塾があったのですが、だんだんと無くなってしまいました。
少子化の影響、塾の数が増えたことなどが要因ではないかと思いますが、先取りを進めすぎるとコース途中で生徒募集が出来ないので、最初からまとまった人数が集まらなければコースを維持できないからです。
中3で猛勉強することを謳う塾の夏期講習のプランを見るとわかりやすいのですが、多くの場合、小学生~中2の夏期講習は受験生の授業の空き時間で細々と取り組みます。それでも普段の授業よりはたくさん勉強するのですが、受験年度との学習量に大きな開きがあります。
中3になってからの猛勉強についていける集中力に自信のある生徒はそれでもいいのですが、じっくりと時間を掛けて取り組まないと理解しきれない子の場合は、小学生~中2のうちから学習時間を増やして、難しい受験対策に時間を掛ける中高一貫校のパターンの方が失敗しにくいです。
アシストでは、もちろん受験生にはたくさん受講して欲しいのですが、まだ受験生ではない皆さんも今のうちにたくさん学習を進め、将来への貯金をつくってほしいと思います。
勉強が苦手な人や、理解するのに時間の掛かる人ほど、早め早めに学習をスタートしましょう。
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