ときどき他塾のチラシで、公立高校合格率100%という文言を見かけます。
ただ、いまや公立高校入試は全体の倍率は約1.1倍、定員割れの高校も少なからずあり、チャレンジをしなければ合格できる可能性は非常に高いです。
一方、上位の公立高校は人気が集中し、どうしても倍率が高くなります。ほんの少しのミスで合否がひっくり返るほど切迫した中で勝負しているのが上位公立高校の受験生たちだからです。
つまり毎年のように公立高校合格率100%の塾があるとすれば、上位公立高校対策に熱心でない可能性があります。
では難関校への合格者を多数輩出している大手であれば安心かというと、そうとも限りません。
たとえば私立中学受験塾においては、大手塾の「第一志望合格率は30%」という言葉を真に受けている保護者の方も少なくないようなので注意が必要です。
この「合格率30%」は冠講座を受講した人の合格率に過ぎません。
冠講座とは、主に入試直前期に行う「○○中対策講座」のことで、熾烈な競争を勝ち抜かなければ参加もさせてもらえません。
だから塾側が合格の可能性ありと判断された受験生の中で合格率が約30%に過ぎないということです。
現実には、できれば渋谷幕張中に、あわよくば市川中に、と思って中学受験の勉強を始めたのに、小6の夏が終わるころには志望校を下げている親子も含めて合格率を算出したならば10%もいないでしょう。
だから大手塾は合格率を競いません。
「昨年度は力が及ばず合格率30%でした」⇒実は毎年のこと。
「今年度こそは合格率50%以上を目指します」⇒半分以上落ちることが前提。
「今ここにいる人の中から合格者が出ます」⇒人数が多ければ合格者は出る。
結局のところ、入った塾の実績では合否は決まりません。
あなたが合格のために正しい努力をしたかどうか、それが合否を分けます。正しい努力とは、目標達成のための正しい計画を立てそれを熱意をこめて実行することです。
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