文部科学省のデータによると、大学卒業までにかかる(1人暮らし等にかかる住居費は除いた)平均的な教育費用は、①すべて国公立に通った場合で約766~774万円、②すべて私立だと約2,228万円だそうです。約1,450万円の差となります。
なお、③幼稚園と大学だけ私立の場合は約1,125万円、④小中学校以外は私立の場合で約1,283万円、⑤小学校だけ公立の場合で1,529万円です。
公立中に通い高校・大学が私立の場合(④)と、高校までは公立に通い大学が私立の場合(③)の差は約160万円となります。
なお、データの出どころは約10年前の文部科学省,2013年教育投資参考資料集「大学卒業までにかかる教育費」なので、現状の物価高を考えるともう少しかかるかもしれません。当塾では費用を据え置きにしていますが、塾大が上がっているところも多いようです。講習費とか教材費とか、わかりにくいところで値上げしているところもありそうなので塾探しの際は要注意です。
また、この10年間で高校生の通塾率が倍以上(昨年度で約27%)になっていることも考えると、さらに費用はかかってしまうかもしれません。
一方で、高校生に関しては昔に比べて私立に通う世帯への支援が手厚くなっていますから、より少ない費用で済むご家庭もあるかと思います。
どちらにしろ、大学まで国公立だとかなりコスパが良いことは変わりません首都圏に住んでいると国公立は難しすぎるというイメージがあるかもしれませんが、地方の国公立には、そこまで難易度の高くない大学もあります。
少子化の影響で地方から子供が減っていますが、東京は子どもの数が増えるか横ばいという状況なのですが、地方の国立大学の定員は昔からほとんど変わっていないところが多いので入りやすくなっています。地方に行って一人暮らしをするとなると、それはそれでお金がかかるのでしょうが、都心に比べると賃貸の価格も安く済みますね。
費用だけを見て大学を選ぶべきとは思いませんが、何となく偏差値だけを見て志望大学を決める高校生も多いので、地方の国公立も選択肢の一つとして調べてみても良いのではないかと思います。
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