勉強が好きな人は、勉強が得意になりやすいです。
では勉強が好きな人とはどんな人でしょうか。
スポーツで考えてみます。
たとえばサッカーを好きになるために必要なことは何でしょうか。
小さな子供が初めてサッカーをするときのことを想像してみてください。最初は転がってきたボールを蹴ろうとしても空振りしてしまいます。上手くいかないと面白くないのですが、繰り返しているうち、たまたまボールを蹴ることができました。
成果がでると成長を感じられたり、達成感を得られたりして楽しくなります。それに周囲にいる人が一緒に成功を喜んでくれるとさらに嬉しい気持ちになります。
練習を積んで上達していき、周囲から更なる賞賛を集めるようになると、サッカーが得意だと実感できて、サッカーが好きになっている可能性が高いように思います。
頑張って成果があったり、努力して周りから褒められたりすると、さらに努力をするようになります。もっとサッカーが上達し、もっともっと成果が出たり褒められたりする好循環に突入します。
ただ、勉強を好きになるのはサッカーを好きになることほど簡単ではありません。
スポーツでも勉強でも、人より得意なことは好きになりやすいです。人より抜きんでていることは、褒められたり、認められたりしやすくモチベーションも上がりやすいです。
もちろん成長や周りからの賞賛など関係なしに、サッカーの魅力だけで好きになる人もいるかもしれません。ですが、キックをしてもボールに当たらなかったり、そもそもルールを知らなかったりすると、あまり楽しめません。
物事を好きになるためには、ある程度の努力が必要です。ここに勉強を好きになる難しさがあります。
スポーツなどの習い事は一部の人しかやっていないから、少しやっただけでも得意になりやすいのに対して、勉強は程度の差こそあれ皆がやっているので、努力しても褒められたり認められたりする成績に到達できない場合があるのです。
大人で勉強が好きと言う人の中には、大学まで進んでから勉強を好きになった人も多いのではないでしょうか。
大学の勉強は、受験というプレッシャーから解放されているというだけでなく、より専門的な勉強に絞って勉強するという面があります。たとえば数学科に進んだ場合、同じ大学の数学科に通っている人の中では下位の成績だったとしても世間一般の人の中では数学に関して詳しいはずです。世間の平均に比べて数学が得意な可能性が高いですよね。
児童・生徒が勉強を好きになるためには、少しの工夫が必要です。
①スタートダッシュを大事にする
特に小学校の入学前など、節目の時期に適切な準備をしておくとその後に好成績を維持しやすいです。
②人より先取りをする
みんなが初めて受ける授業の内容を事前にマスターしていたら、得意な気持ちになりやすいです。
③先に勉強を好きになる努力をする
サッカーが好きな人が毎日のようにたくさんサッカーをやっていたいのと同じで、毎日のようにたくさん勉強していると勉強は得意になりやすいです。つまり日々の勉強を習慣化することです。
はじめは好きでなくても、好きな人と同じような習慣をつくってしまえば、勉強が好きなのと変わりません。
もちろん新しい習慣をつくるというのは大変です。ダイエットをしようとお金を出してまでスポーツジムに入会したのに、ほとんど通っていない人も多いですよね。大人だって大変なんだから、子どもだって大変です。
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