こんにちは。スカラーの岡村です。

すっかり夏めいてきて、木々の緑が映える時分となりましたね。

先月からランニングを始めた岡村ですが、実はサイクリングも昨年からの休日の楽しみでして、先日は成田山まで行ってみたりと、サイクリングにも精が出ております。（ちなみに、未だ体重減少の兆しは見られません。体が以前より締まって軽くなった体感はあるのですが… 継続は力なり、です！）

冒頭の画像はそのサイクリングの帰りに偶然出会った大好きな光景です。みなさんの中にも好んで写真に残している方がいらっしゃるかもしれませんね。

雲間から射す夕陽… 美しくて、神々しくて、どこか懐かしくて、なんとも心揺らす光景です。（今時の言葉で言うと「エモい」ですね。たぶん）



調べてみると、この現象を表す言葉は数々あって、


〇薄明光線
気象用語としてはこの言い方が正式みたいです。

〇光芒（こうぼう）
「芒」という字は「のぎ」「すすき」「刃物の先端」などの意味を持つ漢字で、光芒は「光の穂先」くらいの意味合いになります。
物事が瞬時に大きく変化することを「光芒一閃（いっせん）」と言ったりもします。

〇天使の梯子（はしご）・ヤコブの梯子
これは聖書に記述があることから。いかにも欧風な感じがして素敵ですよね。

〇レンブラント光線
「光の魔術師」とも呼ばれる画家レンブラントがこの現象を愛し頻繁に作品に残したことから。これを知って、俄然美術館に行きたくなりました。


と、古くから人々を魅了してきた現象であることがわかります。

また、このように調べてみると、この気象現象ひとつが漢字や宗教、美術と、いろいろな分野に紐づいていることもわかりますね。

人の心を動かす現象や物事は様々な時代や場所で題材にされていて、新しい分野への興味を引き出してくれます。

みなさんもぜひ、自分の好きなものや人、作品などについて調べてみることで新たな学びの扉を開き、楽しんでみてください＾＾