編集部のつぶやき(千葉・船橋・市川・習志野・鎌ケ谷)
オオハクチョウが生息している?! 千葉市にある昭和の森「下夕田池(シモンタイケ)」
昭和の森「下夕田池(シモンタイケ)」
昭和の森「下夕田池(シモンタイケ)」には、様々な生物が生息しています。
睡蓮(スイレン)、オオハクチョウ、ヨシ、ニホンアカガエルオタマジャクシ、ホトケドジョウ、ナナフシモドキ、サワガニ、メダカ、シナヌマエビ、アメリカザリガニ、クサガメなど |
夏休みの自然体験にピッタリですね!
千葉市内で手軽に親子で自然体験ができる、昭和の森「下夕田池(シモンタイケ)」についてご紹介します。
昭和の森「下夕田池(シモンタイケ)」の睡蓮
睡蓮(スイレン)は、5月上旬~8月上旬の午前中が見頃のお花です。
約1万9,000平方メートルもの大きな池の、およそ半分を覆うように咲いています。
白とピンクのお花があり、水辺に咲いているので夏の暑い日でも涼しげですよ!
オオハクチョウのモンタくん
下タ田池(シモンタイケ)には1997年頃、つがいで連れて来て以来ずっと棲んでいるオオハクチョウのオス・モンタくんがいます。
年齢は25~26歳とのことで、人間でいう90歳近い長生きです。
数年前にメスのオオハクチョウが亡くなってからは、ずっと一羽で下タ田池で暮らしています。
ただし、おじいちゃんオオハクチョウだからといって、侮るなかれ。
女性と子どもには攻撃的になりがちなので、あまり近づかないように気を付けてくださいね!
オオヨシキリ
オオヨシキリ、ゴイサギ、カワセミなど |
下夕田池周辺で見られる野鳥は、看板に写真付きで掲載されているので、親子で一緒に探してみるのも楽しそうですね!
ちなみに野鳥観察をするなら、渡り鳥がたくさんやってくる冬がおすすめです。
昭和の森「下夕田池」なら、夏も冬も自然体験が気軽にできちゃいますよ!
昭和の森管理事務所所長・皆川さんに下夕田池(シモンタイケ)の歴史をうかがいました。
今の下夕田池から「湿性植物園(花菖蒲園)」あたりは、元々水田などの耕作をしていた場所だったそう。
昭和50年頃、「昭和の森」として、整備を始めた頃に池をつくったのが始まりとのことで、調整池の役割も担っています。
「下夕田池」という名前は、元々の地名である、小食町(やさしどちょう)の字(あざな)「下夕田(しもんた)」にちなんだものだそう。
睡蓮(スイレン)も、下夕田池を作った時に千葉市が植えたものとのことなので、約半世紀近くの歴史があることになります。
成り立ちや池の名前の由来を知ると、親近感がわいてきませんか?
豆知識として、ぜひお子さんに教えてあげてくださいね!
昭和の森「湿性植物園(花菖蒲園)」
昭和の森では、釣りや動植物の採取は禁止されています。
植物や昆虫の観察や採集の体験をしたいなら、昭和の森のボランティア団体「ビオトープの会」への参加がおすすめです。
稲作作り、水中生物や昆虫の観察など、昭和の森の自然を守る活動を行っています。
千葉市の原風景である里山や谷津田の自然環境が残されている、唯一の公園「昭和の森」ならではの自然や生き物と触れ合えますよ!
活動日 | 第2第4の木曜日(月2回程度) |
活動時間 | 9時30分~12時まで |
そのほかにも、昭和の森では季節折々の自然観察会や体験会を定期的に開催しています。
詳しくは、昭和の森の公式Instagramで開催の告知しているので、チェックしてみてくださいね!
公園名 | 昭和の森 |
住所 | 千葉県千葉市緑区土気町34 |
公式HP | https://www.showanomori.jp/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/showanomori_chiba/ |
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。