昨日の授業でこのようなやり取りをしました。
10分以上、社会ワークの同じページを眺めている中学生に・・・
私「ただ見ているだけではなく、覚えられたか解いて確かめようね!」
生徒「はい!」
引き続き、ワークを眺めている・・・
私「ただ見ているだけだと覚えられたか分からないし、覚えたつもりでも漢字を間違えてしまうこともあるから、実際に書いてチェックしてみようね!」
生徒「はい!」
引き続き、ワークを眺めている・・・
私「先週も、ただ眺めているだけで書く練習をしないから、英単語テストで同じ単語を4回(3回目の再テストまで)同じ単語を間違え続けたよね。書いて確かめてみようね!」
生徒「はい!」
引き続き、ワークを眺めている・・・
私「○○君は返事はいいけど話は聞いてくれないよね。」
生徒「すみません。」
こうして、ようやく、ワークの解き直しが始まりました。
近隣の中学校は、前期後期制で、これから定期テストですね。
この時期は、定期テスト対策の授業に切り替えるのですが、それに加えて自習時間をつくる人もいます。
しかし、この自習時間の取り組み方にかなりの差があります。
なかなか成績が伸びない人に共通しているのは、「やりっ放し」が多いという点です。
・教科書を読む
→ただ読む。頭に入ったのかチェックをしない。
・まとめノートを作る
→ただまとめて終わり。まとめた内容を覚えていない。
・ワークを解く
→解いたら解きっぱなし。丸つけはするけど間違えた問題の見直しはしない。何度やっても同じ問題を間違え続ける。理解できていなくても答えだけ覚えてやったつもりになることもある。
覚えよう、出来るようにしようと思って読んだり、書いたり、解いたり、出来なかったことを出来るようにするためにはエネルギーが必要です。
ただの作業として、ぼんやり読んだり、何となく書いたり、ただの作業として解いたりする方が楽です。
自由にさせると楽な勉強、効率の悪い勉強に流れてしまいます。
でも、必要なことが全て頭に入ったのか、アウトプットして確認をしなければ、テスト本番で思わぬミスをしてしまうものです。
よく「勉強法を指導して家庭学習も効率的に!」という塾がありますが、目の届かない自習時間の勉強法を変えるにはかなりの時間と労力が必要です。
正確に言えば、一度言えばすんなり取り組んでくれる人もいますが、たいていの人は聞き流したり、言われたことの中から都合のよいことだけ取捨選択します。
指導しているのに言うことを聞いてくれない生徒が悪い、と切り捨ててしまうとは簡単かもしれませんが、それでは一部の生徒の成績しか伸びません。
効率が悪くても、学習時間が増えれば成績は伸びることもありますが、本当はもっと伸びたのに・・・となります。
一度や二度、話したくらいではやり方を変えてくれません。
変えてくれる人もいますが、変えてくれない人の方が多いです。
叱りつけてでも効率の良い勉強法を押しつければ早いと思うかもしれませんが、理由を説明して説得しなければ家での自習時間は自分のやり方に戻ってしまいます。
この生徒の場合、昨日は説得に失敗して半ば無理やりやらせたので、たぶん次の授業でも説得から始めることになります。
受講科目であれば、塾のプリントで進捗を細かくチェックすることができますが、定期テスト前の対策授業でも社会は未受講の生徒での話です。
アシストの授業では、細かく確認テストを行い、毎回の授業で、人の目で習熟度をチェックします。
生徒の「やりました」「覚えました」、は「やったつもり」「覚えたつもり」であることも多いので、本当に出来ているのか確かめます。
特に勉強が苦手な生徒は、
授業が理解できないことが普通になっているので、チェックをして出来るまで取り組みます。
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