中2の9月以降の学習内容は、入試に直結する重要事項が多く含まれています。
当然、1学期までの内容と比べて内容も難しくなります。
しっかり理解し定着させるための前提条件として、7月までに学習した内容の完璧な理解が挙げられます。
★中2夏期講習ですべきこと
①7月までの学習内容を完璧にする
しっかり復習し、不理解部分を残さないようにしましょう。中2秋~冬の学習内容の定着はこの復習内容の完全な理解にかかっているといっても過言ではありません。
また、中学2年範囲の大部分が終了している人は、英検・数検などの検定試験にどんどんチャレンジして自信をつけてもらえる素地をつくります。
②新出事項の学習
この夏を境にして、各教科とも学習内容はどんどん難しくなっていきます。
そのため、一つひとつをマスターするにも、まとまった時間(練習量)が必要になります。予習を進めていくには、時間の取れる夏休みは最適です。
学習内容の定着には繰り返しの学習が不可欠です。塾で予習を進め、中学校での授業が復習になると自信を持って取り組んでいくことができ、更なる学習意欲が湧いてきます。
≪新出単元例≫
1.不定詞
不定詞はその内容の難しさから、通常は2年次と3年次と分かれて学習するのが一般的なスタイルでした。しかし、それでは本当にマスターしたとは言えません。他の人よりもちょっと努力を重ね、「一文中に2つの動詞がある」表現法をマスターしましょう。不定詞をしっかり理解することは、文法だけにとどまらず作文や読解にも良い波及効果が得られます。
2.動名詞
「不定詞との書き換えが可能」という簡単な説明で片付けられがちな単元ですが、実は前置詞や接続詞とも絡んで最もマスターが難しいと言われています。
連語・熟語表現が多く、手を抜いた人と努力を重ねた人の差が顕著に出る単元でもあります。
3.一次関数
高校入試において出題率100%である関数分野の中核を固めます。一次関数は、さかのぼれば文字式や連立方程式など、過去に学習してきたものを土台として解答を導かないといけない単元です。座標を用いてさまざまな問題と融合されやすい、多くの人がつまずきやすいこの単元は、他単元より大幅に時間を増やして学習します。
4.証明
証明とは、わかっている答えを正しいと順序だてて説明する問題です。つまり、これまでの数学は答えを求めるものだったので、性質が180度異なるものです。定義・定理・合同条件・性質などわかりにくい言葉が次から次へ出てきますので身に付けるのにかなりの時間と労力をかけなくてはいけません。その第一歩をこの夏に踏み出します。
5.国文法(付属語)
複雑な助詞・助動詞を体系的に整理します。紛らわしい語の識別には、詳しい解説と数多くの演習をおこないます。国語は苦手な人は定期テスト対策としての学習、得意な人は入試問題の攻略法も効率よくマスターするための学習となります。
③受験に向けて総合力(5科目)の強化
1年半後の高校入試では、公立高校の場合、中1からの9教科の通知表と5教科の学力テストで合否が決まります。
また多くの私立高校では、3教科の学力テストと5教科の通知表を見られます。受験での合否は総合力で決まります。
しかし、日頃から継続して英語・数学の学習をしている人の数に比べて、国語・理科・社会の学習時間を普段から確保できる人の数はかなり少ないはずです。
≪国語≫
中学校の定期テストではあらかじめ知っている文章に関するテストであり、入試問題では初見の文章に関するテストになります。それを踏まえて学習していくことが必要です。長期休みの際は、一般的な文章を用いた学習をするチャンスです。
≪理科・社会≫
本格的に学習するのは中3からという人が多いです。しかし、3年分の内容を1年で学習することは困難です。それまでに知識をどれだけ貯金できるかで、中3時の負担が決まります。中2の間は、定期テスト前のテスト勉強と長期休みの際の講習、およそ2ヶ月に1回の集中学習が大切です。
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