思想家であり教育者でもある吉田松陰は、「学問の大禁忌(だいきんき)は作輟(さくてつ)にあり」と言いました。
作輟とは、気まぐれでやったりやらなかったりすることなので、「学問を収めるために最もよくないのは、やったりやらなかったりするのはよくない」という意味です。
言い換えれば、計画性のない取り組みは学業の成果に悪影響を与える可能性があります。
この記事では、一貫した学習を維持することの重要性と、「作輟」を克服するヒントについてお話ししたいと思います。
◆場当たり的な学習の危険性を理解する
・試験範囲全体を通して学習できない
・やりたい科目ばかりに比重が偏る
計画性のない学習は、知識の偏り、集中力の欠如、そして最終的には成績の低迷につながる可能性があります。
◆現実的な目標を立て続ける
自分で達成可能な目標を設定することで、モチベーションを維持し、勉強に集中することができます。コツとしては短期的で小さな目標を立て続けることです。現実的かどうかを考えるためには予定表をつくることが効果的です。課題の完了までに必要な時間を考慮しながら計画しましょう。
◆毎日のルーティンをつくる
勉強のための毎日のルーティンを確立することは、一貫した学習につながります。勉強、休憩、その他の活動のための特定の時間帯を割り当ててください。一日の中で最も集中できる時間帯に、最も難しい(または大事な)科目を優先するようにしてください。
◆時間管理テクニックを駆使する
おススメは学習時間を自分が集中できる時間で区切る方法です。1回60分授業の学校は多いと思いますが、集中が途切れてしまう場合は、25分勉強⇒5分休憩⇒25分学習…のように、細かく区切ってみましょう。なかなかやる気がでないときは、例えば勉強の初めに「2分で終わる作業(国語・英語の音読、単語カードチェックなど)」を用意しておくのもよいでしょう。小さなことでも達成感を得られると前向きな気持ちになりやすいです。
◆気を散らすものを避ける
気晴らしできるもの(テレビ・スマホ・マンガ…)であふれた環境を避けることも重要です。勉強するのは子供がだからと、親がずっとテレビを見ていたりすると、ついつい集中力が途切れてしまうこともあります。
◆進捗状況をチェックする
定期的に進捗をチェックすることは、モチベーションの維持や改善すべき点の特定につながります。細かな記録が苦手な人は、学習記録アプリ「studyplus」の活用がおススメです。
◆まとめ
一貫性のある取り組みは学業の成功のカギです。現実的な目標を設定し、日々のルーティンを作成し、効率的に時間を管理し、規律を保つことは学習効果の向上につながります。がむしゃらに、一生懸命に勉強することと、一貫して取り組むことに違いがあることを意識して取り組んでほしいと思います。
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