人は、覚えたことを忘れる力を持っています。少しイヤなことがあっても、しばらくすると都合よく忘れることができるので、前向きに生きることができます。
でも、そんな力を持っているせいでせっかく勉強したことも、何日か経つとすっかり忘れてしまいます。知識を定着させるためには何度も何度も反復しなければいけません。
それを踏まえると1週間に70分の勉強をするのであれば、1日で70分やってしまうよりも、毎日10分ずつ取り組んだ方が定着しやすくなります。学校の授業も4月からは数学、6月からは英語のようなことはせず、1日の中で複数の科目を少しずつ進めていきますよね。
さて、高校受験や大学受験の学習時間のうち、大きなウェイトを占めるのが英単語・英熟語の暗記です。最近では小学生の英語(外国語)授業が必修科目となり、中学、高校の学習内容が大幅に増えています。保護者世代と比べても中3までに習う英単語は約1200個⇒約2400個と倍増です。
では毎日いくつずつおぼえていけば良いのでしょうか。知識として定着するまでの覚える回数には個人差がありますが、ネットで検索してみたら4回とか5回とか7回という数字が出てきます。学習指導をしていて、成績トップ層の生徒は定期テスト前に7回以上はテスト範囲を反復している傾向にあるので、ここでは7回復習が必要だと仮定してみます。
そうすると中学3年生までに覚える英単語は約2400個ですが、7回学習するので2400個の7倍で16,800個分の学習をすることになります。
単純に日数で割ると、おおよそ次の通りです。
中3から⇒1日45個ずつ
中2から⇒1日30個ずつ
中1から⇒1日15個ずつ
実際には学校の授業などをやっていくうちに自然と覚えていく単語もありますし、小学生のうちに覚えている単語もあるはずですから、この春、中1になる皆さんであれば1日10個ずつ覚えていけば無理なく覚えることができるでしょう。
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