「ピアノの発表会があってイヤだ」と言っている小学生の女の子がいました。詳しく聞いてみると
緊張して失敗するからイヤなのだそうです。
わたしも子どものときにピアノを習っていて、中1と中3の2回、ピアノの伴奏をした経験があるので、緊張する気持ちはよく分かります。でも大人になって振り返ると緊張するような舞台があるというのは貴重な経験です。
昨年の手帳を読み返していたら、WBC日本代表の白井ヘッドコーチの言葉がメモされていました。
緊張している選手たちにどのような言葉を掛けるか?という質問に対して「リラックスして、と言っても意味がない。この緊張感を味わうためにやって来たんだと声をかけます。」
緊張しないようにと考えすぎると、緊張を抑えるためにエネルギーを使ってしまい、競技に全力を向けることができなくなってしまいます。だから緊張することを悪いことだと捉えずに、緊張していることも含めて楽しむ姿勢が大切ということです。スポーツ選手はメンタルについて一般の人より学んでいるので、どの選手も当然のように緊張との向き合い方について知識はあると思いますが、周囲が適切な声掛けをしてあげるということも大切なんだと思います。
もう一つ大切なことがあって、
プロ野球選手だって緊張するということです。いつもテレビ中継されたり、新聞などのメディアでも取り上げられたり、球場でたくさんの観客に見られながら野球をしているプロだって、ここ一番の試合では緊張するのだから、大事な入試の日や部活の大会の日に緊張するのは当たり前のことです。
緊張して当たり前のものなのだから、緊張しないための努力をするより緊張している自分に慣れておくこと、
緊張している状態を楽しむという姿勢で臨めると良いですね。入試本番でいきなりやるのは大変なので普段から緊張するようなことにたくさんチャレンジして欲しいと思います。
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