新・個別指導アシスト習志野校
こんにちは。習志野市藤崎6丁目の新・個別指導アシスト習志野校です。
国語の入試問題を読んでいると、ときどき「これ、問題を解くことより普通に話として面白いな」と思うものに出会います。2007年度の中央大学文学部・国語で出題された、市村弘正『「名づけ」の精神史』もそんな文章の一つです。
この文章には、昔の人々が使っていたという少し変わった言葉が登場します。山に入ると、「米」を「草の実」と呼ぶ。
……なぜ?
今回は、この不思議な「山言葉」の話です。
山の中では、いつもの言葉を使わない
本文によると、かつて「山言葉」と呼ばれる特別な名前の一群がありました。山の中では、普段里で使っている言葉をそのまま使わず、別の名前に言い換えることがあったというのです。
たとえば、米 → 草の実。
米は山に入っても米です。形が変わるわけでも、味が変わるわけでもありません。それなのに、場所が変わっただけで名前まで変えてしまう。現代の感覚からすると、かなり不思議です。
山は「いつもの世界」ではなかった
なぜ、わざわざそんな面倒なことをしていたのでしょうか。本文では、山言葉は「忌み言葉」の一種として説明されています。
つまり昔の人々にとって山は、単なる「木がたくさん生えている場所」ではありませんでした。里とは異なる特別な空間であり、そこへ入った以上、普段と同じ名前を何でも自由に使ってよいわけではなかったのです。
考えてみれば、かなり徹底しています。服装や道具だけではなく、世界が変わったから、言葉まで変える。 山と里の境界は、地図上の境界だけではなく、言葉の中にもあったということなのでしょう。
「名前」って、そんなに大事だったの?
私たちは普段、物の名前を便利な目印くらいに考えています。「米」を「ライス」と呼ぼうが「ごはん」と呼ぼうが、中身まで変わるわけではありません。
ところが『「名づけ」の精神史』を読んでいると、昔の人々にとって「名前」は、私たちが考えている以上に重いものだったらしいことが見えてきます。名前を変えれば、その物との関係まで変わる。だから、いつもの世界とは違う山へ入れば、いつもの名前もいったん置いていく。
そう考えると、「米=草の実」という妙な言い換えも、単なる昔の人の変わった言葉遊びではなさそうです。
入試問題には、ときどき妙な話が転がっている
もちろん実際の入試では、「へえ、米を草の実って呼ぶんだ」で終わったら点数にはなりません(笑)。筆者がなぜ山言葉の例を出したのか、その具体例が「名づけ」という本文全体の議論とどうつながっているのかを考えなければなりません。
でも、試験が終わったあとなら話は別です。山へ入ったら、米の名前まで変える。 そんな昔の人々の感覚を知るだけでも、ちょっと面白い。
国語の過去問には、問題を解くこととは別に、こういう妙な知識がひっそり紛れ込んでいます。次に昔話や山の話を読んだとき、「草の実」という言葉が出てきたら、本当に植物の実なのか、それともご飯の話なのか。少しだけ疑ってしまいそうです。
▼千葉県入試を科学する「習志野受験研究所」
https://narashino-juken-lab.com/blog
▼東大・灘から全国公立高校入試まで千葉県外の入試を分析する「受検アナリティクス」
【新・個別指導アシスト習志野校について】
・成績アップの秘訣!効果抜群のトリプル指導で合格へ導きます!
・学びホーダイ‼とは?
・よくあるご質問
・Assist学習システムのご紹介(YouTube動画)
平日は16時10分から授業を開始します。
※平日15時から電話を受け付けますが。15時~16時は、ご予約なしにお越しいただいても対応できません。
※土曜日は一部日程で実力テスト・検定試験を行っております。電話によるお問い合わせはご遠慮ください。
| 名称 | 新・個別指導アシスト習志野校 |
|---|---|
| フリガナ | シンコベツシドウアシストナラシノコウ |
| 住所 | 275-0017 習志野市藤崎6-18-5 和田ビル1階 |
| アクセス | 京成本線京成大久保駅より徒歩13分 |
| 電話番号 | 047-405-9918 |
| メールアドレス | info@assist-n.com |
| 営業時間 |
平日は16時10分から授業を開始します。 |
| 開業日 | 2019年03月01日 |
| ホームページ | https://assist-narashino.juku-web.com/ |
| LINEアカウント | https://lin.ee/YMITkDE |
| 関連ページ | ★教室に行って相談したい ★受講生ログイン画面 ★千葉県入試の分析サイト(習志野受験研究所) ★全国入試の分析サイト(受検アナリティクス) |
| 問い合わせページ | 外部サイトに繋がります |
| こだわり |
まいぷれ[習志野市] 公式SNSアカウント