大手塾は難関中学への合格人数を競います。より多くの合格者を出した塾に生徒が集まるからです。
これは中学受験のみならず高校受験・大学受験でも同様です。
ところで、
合格者が増えれば増えるほど、合格率は下がる傾向にあると気づかない人が多いように感じます。
◆難関中学の定員はほとんど変わらない
他人の合格実績に希望を膨らませ、中学受験を志す生徒が増えたところで、難関中学の定員が増えるわけではありません。
難関中学の定員はほとんど変わりません。
流通経済大学付属柏が2023年から新たに付属中学の開設を予定していますが、千葉県内で私立中学の新設は久々の出来事です。都合よく新たな中学校が誕生しない限り、
限られた席の奪い合いになるからです。
◆生徒が増えると塾内格差が広がる
生徒人数が増えても、大手塾の主力講師の人数が同じように増える訳ではありません。生徒が増えたら新たに講師を雇い教育を開始したり、非常勤の講師を雇うことになるからです。
生徒人数が増えたとしても、必ずしも成績上位者が増えない大きな要因がここにあります。
難関校合格を増やしたい大手塾は、当然ですが最上位クラスの生徒に注力します。
人数的には多数派となる成績中間層の生徒たちは2番手、3番手の講師が担当することもあるでしょう。結果として中間層の大部分は中間層のままか、下手したら下位層に転落し、最難関校に合格できる人数が大きく増えることはありません。
ここに対人指導の限界があり、大学受験予備校は映像授業に転換をしました。
アシストが10年以上も前から映像授業の活用を始めた理由でもあります。
このような話をすると、合格者が大幅に増えた年があったと反論もあるでしょう。特定の年だけ合格者が多い場合は、直前対策における予想問題の的中率が高かった可能性が考えられます。継続的に合格者が増えている塾は、生徒の受け入れに余力のある塾でしょうから、まだ狙い目と考えてもよさそうです。
◆学習塾の営業トークに騙されないために
学習塾は利益を出すために経営をしています。難関校合格者が多いほど生徒が集まるため、難関校合格に向けて全力で取り組みます。かと言って難関校受験者だけでは生徒数が足りないため、中間層や場合によっては下位層の生徒も受け入れます。時には、
頑張れば上のクラスに行けると無責任な期待を持たせて入塾を促します。
しかし前述のとおり、
特に大手塾で最高の指導を受けられるのは最上位クラスの生徒たちです。そこに入れないのであれば、大手塾に通うメリットは低くなります。
学習塾の営業トークに乗せられないために、事前に学力を確認しておきましょう。自宅受験も可能な、
しゅともし(首都模試センター)「中学受験スタート模試(小3)」がおススメです。
会場模試として、全国小学生テスト(四谷大塚)や全国公開模試(日能研)もありますが、こちらは一般向けのため、判定された偏差値からマイナス10をして首都模試の偏差値ランキングと見比べるとよいでしょう。
※全国小学生テストで偏差値60の場合は首都模試で偏差値50相当と考える。
◆新・個別指導アシスト習志野校の中学受験コースでは…
小4時点から実力テストを実施、定期的に学力を判定します。
小4,5は年5回、小6は年6回の塾内テストがあります。
※小4は偏差値判定のみ、小5からは志望校の合格判定があります。
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