各学校が独自に作成している過去問は、こんな子に入学して欲しい、という学校の先生からのメッセージです。
学校ごとに難易度も出題傾向も様々で、お子様の得意・不得意も考慮しつつ学校選びをしましょう。
中学受験の過去問をチェックする場合には次の点を確認してください。
①受験科目
中学受験では、公立中高一貫校では「適性検査型」、私立では「国算理社の4教科」が一般的ですが、「国算の2教科」や「英語も加えた3教科」など、学校により様々です。
理科が苦手、社会が苦手といった場合に、苦手科目を避けられる受験校を探すという戦略もあります。
受験科目数が少ない場合には、短期間で対策ができ、塾代も抑えやすいというメリットもありますが、他の受験生も得意科目で勝負に来ているため、合格の難易度が上がる傾向にあります。
②記述か選択か
特に国語では、記述が中心か、選択が中心か、確認しておきましょう。
国語が苦手なお子様の場合、記述中心の問題で高得点を取るのは大変です。
選択問題が中心の場合は、小手先のテクニックで2択までは絞りやすいため、読解問題で半分くらい得点できれば、残りは漢字の暗記で合格に必要な点を狙うという対策の仕方もあります。
もちろん理社でも記述問題の多い学校はありますが、理社は記述であっても一問一答の延長に過ぎない出題をする学校が多いため、国語に比べて対策がしやすいです。
③難問が中心か、基本問題が中心か
最難関レベルの学校であっても、基本レベルの出題が多い学校もあります。
難しい問題を解ける生徒に来てほしいのか、基本的な問題を速く正確に解ける生徒に来てほしいのか、学校ごとに考えが分かれます。
過去問を見て問題が簡単だなんて安心していると、平均点も高くて、些細なミスも許されない高難易度の入試かもしれません。
さて、すでに受験まで1年を切った新小6の皆さんであれば、自分に合った(合格できる)学校を探すという観点でも受験校を検討してみましょう。
新小5以下の皆さんであれば、思い込みで「自分には合っていない」と考える前に、その学校(第一志望)の生徒にふさわしい自分になるための努力をして欲しいと思います。
問題の傾向は学校ごとに様々、通っている塾がどこの学校を意識して授業をしているのか、その授業があなたの志望校の対策になっているのか、なっていないのであれば自分で過去問を分析・研究し、不足を補う必要があります。
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