秋は身体が冬に向け脂肪を溜め込むように動き出します。正常な変化とはいえ、食べ物が豊富な現代では太りすぎてしまいがちです。太りすぎると、脂肪だけでなく血糖値も高くなります。

血糖値が上がることで、血液はドロドロになり血流が悪くなります。その結果、痛みや痺れなどの神経障害がおきてきます。長い間血糖値が高い状態が続くと、毛細血管が多い腎臓や眼に障害がおきたり、感染をおこし壊死がおきるなど怖い状態が待っています。自覚症状が無く進行するので早めの対処が肝心です。

血糖値を安定させる生薬として、「サラシアオブロンガ」が注目を集めています。インド南部などに自生する植物で、インドの伝統医学アーユルヴェーダでは四千年以上前から肥満や糖尿病、高血圧の治療に使用されているそうです。

また研究により主成分であるサラシノールに腸から糖が吸収されるのを抑える働きがあることが発見され、科学的にも有効性が認められました。

サラシアオブロンガを主成分にした物に「スイートブロッカー」があります。

しかし血糖値の改善には、漢方に頼るばかりでなく生活習慣の改善や運動も取り入れましょう。